活動報告 2025.9.29
横浜八景島トライアスロンフェスティバルに救護班として参加しました。
横浜市立大学救急医学教室では、地域のスポーツイベント・マスギャザリングイベントの救護班として参加し、その大会の安全な運用をサポートしています。
例年の如く、大井医師がメディカルリーダーとして医療救護をまとめられる横浜八景島トライアスロンフェスティバルに参加し、救護活動を行いました。


横浜八景島トライアスロンフェスティバルは、初心者から参加できるトライアスロン大会です。
そのため、初めて海で泳ぐ人などもおり、以前の大会ではCPAが出ている大会となります。そのため、スイム、ラン、バイクそれぞれに医療チームを配備し、不測の事態にすぐに対応できるよう体制を整備しています。

本年度は風も気温も穏やかであり、3年連続救急要請を0件で終えることができました。
昨年、スイムエリアで足場にウニがの発生による外傷が多く、今回は足場の養生等をさらに厳重に行い、対応したことで、棘による外傷は発生しませんでした。
トライアスロンが初めて、スイムで海を泳ぐのが初めて、ウエットスーツを着るのが初めて、集団で泳いだことがないなどでパニックや呼吸困難感を訴える傷病者の方が中心でありました。
今回は横浜市立大学救急救命サークル(FLY:小川医師が顧問)の学生5名もボランティアで参加し、医療活動を行いました。

過去にはラグビーワールドカップ2019、東京オリンピックなどの国際スポーツイベントの大会運営に携わり、横浜八景島トライアスロンフェスティバル、横浜マラソンなど地域の大きな大会でその安全を守っています。
ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。