活動報告

 活動報告  2026.7.6

Primary ECMO transport 合同シミュレーション in 藤沢湘南台病院

ECMO team

本日、藤沢湘南台病院にてPrimary ECMO transport 合同シミュレーションを開催しましたのでご報告させていただきます。

 
★そもそもPrimary ECMO transportとは?

市大センター病院はECMOセンターとしての集約化を目指しております。
おかげさまで他院から重症呼吸不全患者の転院依頼が多くあり、呼吸状態が悪すぎる場合には、現地でECMOを導入してから安全に搬送するPrimary ECMO transportというものを行っております。24時間365日、常にECMOチームはそのような体制を組んでおります。
我々は「FIO2 0.6以上でP/F 150以下」でPrimary ECMO transportを考慮します。
よって、皆様の施設でも悩む症例がございましたらいつでも市大センター 救命リーダーへご連絡ください。すぐに、即座にECMOチームからご連絡させて頂き一緒に考えたい(転院は前提で)と思っております。

 
★今回の合同シミュレーション in 藤沢湘南台病院について

前述のPrimary ECMO transportですが、どの病院でも、いつでも、ECMO導入が可能なのか?というと決してそうではありません。
我々ECMOチームは、横浜市全体がそのような体制を取れるように色々な施設と合同シミュレーションをさせて頂いております。
先日、ご紹介があったsevere ARDSの症例は振り返っても現地でECMO導入、つまりPrimary ECMO transportでの搬送がベストでした。。。
(我々スタッフが現地に行き責任を持って人工呼吸器下で搬送し自施設で迅速にECMOを導入し結果的には離脱および抜管まで出来ましたが・・・)
よって本日午後、藤沢湘南台病院との合同シミュレーションを開催しました。

ECMOチーム(Dr 3, Ns 1, CE 2, ERDA 3名)と藤沢湘南台病院のスタッフ(救急科や循環器内科、放射線技師、NsやCEさんなど20名ほど)でPrimary ECMO transportの概要や適応、導入時の注意点などを説明させて頂き、事前準備の確認、動線の確認、実際に透視室を使用してシミュレーションを行いました。また最後は当センターのECMOカーも見学して頂きECMOチームの活動をご紹介させて頂きました。

 

現場のスタッフからは、分かりやすい導入マニュアルがあり、資機材や薬剤なども全てECMOチームが持参するので非常に簡単で安心でした・どのタイミングであっても相談して良いんだ、ハードルも全く高くない、などのお声も頂きました。
我々ECMOチームは、このような取り組みをコツコツ行うことで集約化を目指しております。重症呼吸不全患者を横浜市全体で救うシステム、ネットワークの構築をし続けます。
もちろん、V-V ECMOだけではなく、蘇生を絡めたV-A ECMOの症例を増やす取り組みも行っていきます。


当教室では110名を超える教室員がそれぞれ興味がある分野に属し、teamを作っています。teamではないからその活動できないではなく、それぞれに指導者がおり、日々精進しているというものです。
また、地域の救急・集中治療を「点・線・面」で支えることを根本としており、地域の医療機関と連携して患者さんの命を一人でも多く救う取り組みを行っています。
興味のある学生・研修医の先生方は気軽にご連絡ください。

20210224_134337.jpg img_0571.jpg img_3275.jpg img20240407075318696970.jpg img20240407080112841200.png img20240407093241076210.png img20240407093614933686.png img20240407093614927246.png img_9084.jpg