参加報告 2025.11.26
第7回日体大学生メディカルラリーに出場し、準優勝を納めました。
2025年11月22日 日本体育大学 横浜・健志台キャンパスにて開催されました第7回日体大学生メディカルラリーに当大学医学部学生・看護学生が参加し、災害分野優勝、全体準優勝の成績を納めました。
以下顧問である小川医師及び医学部5年生岡崎さんより報告です。
当サークル(FLY: Flont Line of Yokohama)は医学部5年生を中心に、主に放課後に活動し、救急医療・災害医療などを中心に学生たちが自主的に活動を行なっています。
横浜市立大学救急救命サークルFLY instagram Page
発足から2年が経過し、1年目には全国医学生BLS選手権出場からメディカルラリーへの参加を経験し、横浜マラソン沿道救護や地域住民の方への応急処置など金沢消防等と一緒に学習し、活動を行なってきました。
サークル員は非常に積極的に活動を行なっており、日々成長していく姿に感心しています。
将来彼ら・彼女らが救急・集中治療だけでなく、週1回のニューヨーク周辺の医学生・看護学生との英会話などを含め、医療全般に活躍してくれること、国際的に活躍してくれることを願い、色々な救護活動や知識の継承を行なっています。
今回非常に優秀な成績を大会でおさめましたのでサークルを代表して当大学医学部5年生岡崎さんに報告していただきます。
今後の彼ら・彼女らの活躍にぜひ注目してください。
<はじめに>
本サークルは、2023年11月に医学科3年生6名によって設立されました。
「いざという時に動ける人材を育てる」ことを理念に、低学年のうちから救命措置や災害医療について主体的に学び、災害時や突然の急変時に迅速かつ的確に対応できる力を養うことを目指しています。
2024年4月には看護学部生も加わり、メンバーは41名に拡大。2025年4月には77名を超える規模となり、学部・学年を越えた活発な活動を展開しています。
<活動内容>
今年度は、BLS(一次救命処置)、ACLS(二次救命処置)、災害医療などの学習を中心に、実技練習や勉強会を重ねてきました。 また、メディカルラリーやエコー大会、BLS大会などの外部イベントにも積極的に参加し、実践的な力を磨いています。
さらに、救急医学教室の先生方のご指導のもと、マラソン大会での医療ボランティアや消防イベントへの参加など、地域との連携にも力を入れています。他大学との合同勉強会も開催し、学内外での交流を通じて視野を広げる機会を得ています。
<第7回 日本体育大学学生メディカルラリー参加報告>
今回、2025年11/22 日本体育大学 横浜・健志台キャンパスにおきまして第7回日本体育大学学生メディカルラリーが行われました。
https://www.instagram.com/p/DOJGwpVEV0j/
今回は日本体育大学という救命救急士養成の中心校で開催されたこともあり、前回の学生メディカルラリーと比べてプレホスピタル領域を意識したステーションが多く、気管挿管やルート確保といった手技では苦戦する場面もありました。
しかし、医学科・看護学科・救命学科の学生がそれぞれの専門性を活かしながら、日々練習を重ねて臨んだ本大会では、気管挿管やルート確保などの高度な手技に苦戦する場面もありましたが、チームワークと役割分担を徹底することで乗り越えることができました。
今回の成績は、
災害部門:1位
全体総合:準優勝
という成績を納めました。
その中で、各学年に応じた医学的知識を身につけられるよう、エコーやBLS、災害医療を中心とした実技練習に取り組み、医学・看護を問わず幅広い学生が医学の楽しさを実感できるサークルづくりを大切にしています。
ラリーに向けた学習に加え、スポーツ大会でのボランティア活動や他大学との勉強会など、学内外での交流にも積極的に取り組み、より充実した活動を展開したいと考えています。
当教室では救急・集中治療の臨床や臨床・基礎研究だけでなく、大学の3本柱であります、教育にも非常に力を入れています。