活動報告

 活動報告  2026.2.15

教室主催臨床手技トレーニング2025冬を開催しました。


横浜市立大学救急医学教室では、専攻医を対象としたoff the jobトレーニングとして、教室が主催するシミュレーショントレーニングを毎年2回開催しています。
2026年2月14日に2024年度2回目のシミュレーショントレーニングを開催しました。


<責任者:横須賀市立総合医療センター内倉医師>
この度、2026年2月14日(土曜日)にテルモプラネックス(HP:https://www.terumo.co.jp/about/pranex )を会場とし、当教室関連病院より受講生6名、インストラクターECMOグループ(YACHT)5名+臨床工学技士3名+オブザーバー:附属市民総合医療センター医師1名
、附属市民総合医療センター看護師1名横須賀市立総合医療センター、特定行為研修修了看護師1名のメンバーにご参加いただき、無事終了することができました。

トレーニングでは、重症呼吸不全の患者に対してECMOを導入する適応の判断から、ECMO管理中のサーキットチェックや注意すべきこと、ハンドクランクや回路交換を含めたトラブルシューティングなど、ECMO診療に関するさまざまなトピックスを扱っていただきました。
受講生はもちろん、オブザーバー参加していただいた方々にとっても、とても勉強になる内容であったと思います。

当教室では、Off the jobトレーニングの一環として、このようなシミュレーショントレーニングをスキルアップや知識のリフレッシュの目的に継続していきたいと考えております。


<受講生・専攻医より>
基礎的な座学に加え、実際の回路を用いたプライミング方法、さらにトラブルやエラー発生時の対応についても具体的に学ぶことができました。
特に、臨床現場で起こり得る状況を想定した説明や実践的な内容は、今後ECMO管理に関わるうえで非常に有意義であり、理解を深める貴重な機会となりました。
座学だけでなく、実機に触れながら学べたことで、知識がより実践的なものとして整理できたと感じています。
このような学習機会を通じて得た知見を、今後の診療やチーム医療に還元できるよう努めていきたいと考えております。
また、このような大変貴重な機会を設けてくださったテルモ株式会社の皆様ならびに、ご調整・ご同行いただいた教室員の皆様に、改めて深く感謝申し上げます。


ECMOの導入から日々のサーキットチェックなど実践的な内容が多く、臨床経験が少ない中で大変勉強になりました。
実際の症例を想定した設定の仕方やトラブルシューティングまで限られた時間のなかで機器を用いた貴重な経験をさせていただきました。


今回は、ECMOについて学ばせて頂きました。
2ブースに分かれて、
①ケースシナリオを通じてコンフィギュレーション、カニュレの選び方など
②トラブル対応でサーキットチェック、ハンドクランク、回路交換のハンズオン
を学びました。
 
特にカニュレの穴の数や太さを変えて行う実験では、脱血のしやすさやchatteringを目で見て学べたのが病院ではできないことだったので良かったです。
 
終わりにテルモの施設見学をさせて頂き機器開発についても教えて頂きました。
オペ室や透視室も完備しているとのことで、カニュレーションやECMOの離脱•抜去などのハンズオンやwet labなどもう少しアドバンスドな内容も学ぶ機会があると良いなと思いました。


実際に製造に携わっている方のお話を伺うことができ、装置の構造や安全設計、改良の背景などについて学ぶ大変貴重な機会となりました。
また、日常診療でVV ECMOを実際に運用されている先生からも具体的なお話を伺うことができ、臨床現場での工夫や注意点について理解を深めることができました。
今回の学びを今後の診療に活かしていきたいと思います。


ECMO症例の経験がまだ十分ではない中、本で読むだけでは得られない実践的な学びを経験することができ、大変貴重な機会となりました。
カニューレサイズの選択、ECMOの設定、ウィーニングの考え方など、これまで何となく理解したつもりで流していた部分について、実際に手を動かしながら具体的に学ぶことができ、理解が深まりました。
また、今後自分が臨床で対応する際に、困ったときにどのように考え、行動すべきかを具体的にイメージできたことも大きな収穫でした。
今回の経験を今後の診療および学習のきっかけとして活かしていきたいと存じます。


TERMOの豪華な施設にて、頼れるECMOグループの先生方に直接少人数でご指導いただけるという貴重な機会でした。
普段上の先生やCEの方々に頼ってしまいがちなサイズ選択や位置選択に対してアウトプットすることができ、大変実臨床に沿った内容で理解を深めることができました。
トラブルシューティングに関しても幸か不幸かまだ実際に経験したことはないため、いつか遭遇する日に先駆けて体験することができ、安心材料が増えた気がします。
今後も機会がありましたら、VA-ECMOや搬送練習の方にも参加できれば嬉しく存じます。
 
ECMO適応の判断、導入、管理、離脱はだれもがも学年が上がるにつれて、経験することになるタスクの一つだと思いますので、ECMOグループに任せきりにならないよう、自負を持ってさらに勉強して参りたいと思います。


当教室では教室員教育も研修医教育や学生教育と同様に力を入れており、救急で必要な手技の習得を上級医から行うことによって、救急現場・集中治療現場でいつでも実践できるような体制づくりを教育チームを形成して行っています。
いつ何時でも急変などの対応ができる救急医の要請に力を入れています。
約100名の教室員それぞれが様々な高いスキルを持っている集団ですので、その後進への指導も欠かさず行っております。
手技をしっかりと学びたい、その学んだ手技を実践したいと思う研修医・専攻医の方々も多いかと思います。ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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