活動報告

 活動報告  2026.2.26

第11回神奈川MCLSインストラクターコース
第60回神奈川MCLS標準コースが開催されました


2026年2月22日,23日の両日、聖マリアンナ大学附属横浜西部病院にて第11回MCLSインストラクターコースならびに第60回MCLS標準コースが開催され、当教室コース運営責任者:吉田救命士、コース世話人小川医師が務めました。
局所災害・多数傷病者発生事案に関する初動から現場安定化までどのような対応をするかを学ぶコースです。以下小川医師より報告です。


2026/2/22, 2/23の両日、聖マリアンナ大学附属西部病院病院にて第11回神奈川MCLSでひンストラクターコース及び第60回神奈川MCLS標準コースが開催されました。
・インストラクターコースは17名の受講生
・標準コースは24名の受講生
が参加し、災害発生時の対応について、医師・看護師・救命士・消防隊・警察・陸上自衛隊など医療担当だけでなく、多職種で学べるのがこのコースの特徴です。
https://jadm.or.jp/contents/MCLS/
今回は医学生・歯学部学生・救急救命学生なども参加し、学びました。
通常のDMATの医師・看護師・ロジだけでなく、警防・警察が入り混じって災害を学ぶとあって、なかなか普段一緒に行動することがない職種の方と考え方を学べるコースです。
今回も非常に多くの学びがありました。
インストラクター側も毎回色々学べるコースです。

 

今回私は世話人になって初めてのコース参加をさせていただきましたが、講義やシミュレーションを担当させていただき、受講生によりわかっていただけるようにどのように講義をすればいいか、シミュレーションを進めていけばいいか、改めて勉強させていただき、災害時の対応の難しさを再認識しました。
「災害対応に正解はない」とよく耳にすると思いますが、シミュレーションにおける対応の仕方、救護所の設置などの違いなどグループの考え方を引き出しつつ、それを他のグループに共有し、根本となるところを教示するというシミュレーションの難しさと面白さを再度認識しました。
次回参加のシミュレーションではさらに面白く、学びが多い講義にできるように改良をしていきたいと思います。

 

このコースは多職種だけに、いろんな考え方があり、医療者だけのコースでは考えたことがなかった考えが出てきたりします。
その根拠を聞くのも非常に勉強になりますし、納得感のある考え方を聞くのが非常に面白いと常々感じています。
2日間、連休を返上してでありましたが、とても学びの多い、今後の診療にも役立つであろうと思うようなことが盛りだくさんでありました。

また、今回参加していただいた方々と「顔の見える関係」を形成することができました。
有事の際の「顔の見える関係」というものは非常に心強いものがあります。
それは医療者だけでなく、消防・警察においてもそうですし、いつもコースでご一緒させていただいている方々とも更なるいい関係の構築ができ、有事の際にはスムーズにことが進められるであろうと思います。


 当教室には災害時にいつでも活動できるような研修やトレーニングを随時行っており、DMAT隊員・YMAT隊員・MCLS資格保持者も多く在籍しています。
2024年1月1日に発災した能登半島地震にも多くの教室員を派遣し、現場を経験しています。その経験を活かして後進に指導していく体制づくりが構築されています。
 
神奈川県でもいつまた災害が発災するかわかりません。「その時」に動ける人材育成も我々横浜市大救急医学教室の使命の一つです。このような大規模実働訓練の反省を生かしてよりより体制整備に尽力してまいります。
 重症患者の治療に加えて「災害医療」に興味がある若手医師の皆様、お気軽に横浜市大救急医学教室までお問い合わせください。

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