活動報告 2025.3.13
TBS系火曜ドラマ「まどか26歳 研修医やってます」の撮影が終了しました
2025年1月期ドラマ「まどか26歳 研修医やってます」のドラマの撮影が全て終了しました。
今回このドラマには、横浜市立大学救急医学教室の医局員総勢23名が関わり、医療現場の現状とその妥当性についてドラマ制作に関わってきました。

リアルな研修医の現状について描かれているドラマです。
世間の皆様の反応も非常によく好評であったと伺っています。「研修医はお客様なの?」「患者さんとの向きあい方は?」「指導医はどうやって若手医師を育てるべき?」など我々が日々向き合ってる現場の課題をこの医療ドラマのストーリーに組み込んでもらいました。
笑いあり、涙あり、そして研修医が一人前になっていく姿に感動できました。
TVerやU-Nextでも配信しているそうです。
いよいよ次回が最後です。
最終回は、2025年3月18日(火)(22時~)
TBS『まどか26歳、研修医やってます!』
https://www.tbs.co.jp/madoka26_tbs/
皆様ぜひよろしくお願いいたします。
このような院外での活動もあくまでDutyでなく、個人の希望です。強制ではありません。
横浜市大救急医学教室では、今後もこのような活動も積極的に行なっていきます。
活動報告 2025.1.10
TBS系火曜ドラマ「まどか26歳 研修医やってます」
以前にこのページでも報告しましいたが、横浜市立大学救急医学教室では、医療ドラマの医療監修を行っています。
今回は、2025年1月14日 TBS系火曜日22時から始まる「まどか26歳 研修医やってます」の医療監修を行っています。

リアルな研修医の現状について描かれているドラマです。
「研修医はお客様なの?」「患者さんとの向きあい方は?」「指導医はどうやって若手医師を育てるべき?」など我々が日々向き合ってる現場の課題をこの医療ドラマのストーリーに組み込んでもらいました。
笑いあり、涙あり、そして研修医が一人前になっていく姿に感動できる。
とてもよいドラマに仕上がってます ぜひご覧ください!(放送後は TVerでもみれます)
1月14日(火)スタート(22時~)
TBS『まどか26歳、研修医やってます!』
https://www.tbs.co.jp/madoka26_tbs/
皆様ぜひよろしくお願いいたします。
活動報告 2024.11.20
医療ドラマ監修をやっています
横浜市立大学救急医学教室では、臨床・研究・教育はもちろん全力で行っておりますが、その延長線上に日常診療に極力負担がかからない程度で医療ドラマの医療監修を行っています。
医療ドラマも現実とあまりにかけ離れているものは、Realityに欠けるところであり、より現実に近いものを提供するために現場やスタジオ等に出向いたり、セリフ・状況等の確認の相談を受けたりしています。
これは強制ではなく、あくまでも希望者で、その要望に対応できるスタッフが行っています。
教室員3名からその感想について報告してもらいます。
今回、医療ドラマの監修という、今まで自分が経験したことのないジャンルであり、折角の機会と思い手をあげさせていただきました。
ドラマの撮影自体は朝8時頃から行われていたようですが、自分は途中の10時頃から参加しました。
現場の責任者の方から説明を受け、実際の撮影現場を案内していただきました。
丁度そのタイミングで心肺蘇生のシーンを撮影するとのことで、医者・看護師役のエキストラの方に胸骨圧迫やバックバルブマスクでの換気方法を助言させていただきました。
医療従事者ではなく一般の方に対して心肺蘇生を指導するという、BLSやACLSのインストラクターとは違う今までにない新鮮な経験でした。
エキストラだけではなく俳優さんにも心肺蘇生の指導をしましたが、積極的にこちらに意見を求めてきて、そのシーンに対する意気込みが感じられました。
一つのシーンのために、ほぼ半日かけて撮影していましたが、その間色々な職種の人たち(自分達医療監修も含め)が話し合いをしながら進められて行きました。
時間の都合により、残念ながら14時前に失礼させていただきましたが、もう少し見ていたくなるような明るく楽しい、それでも真剣な現場でした。
ドラマの現場は一つの作品に対して様々な分野の専門家が集まって撮影し作り上げていく集団でした。
これはチーム医療にも通じるところがあり、それぞれの職種が密に話し合い物事を進めて行く姿に非常に感銘を受けました。
自分の助言で医療的な説得力が強くなり、それがドラマで使われるという普段では得られない経験もできます。
また、今回は心肺蘇生のシーンでしたが、その現場を俯瞰的に見ることと役者さんから質問をされることにより、普段自分は何を考えて、どのように動いているのか?実は何もしてないのでは?といった様に、普段の自分を見直すこともできました。
テレビドラマの医療監修に参加させていただきましたのでご報告させていただきます。
私が関わったシーンは上記の続きのシーンであり、心肺停止患者が蘇生するシーンでした。
実際の放映時間は10分ほどと想定されますが様々な角度から同じシーンを繰り返し撮影し一回一回丁寧に見返しており朝7時30分から夕方16時までの1日がかりの撮影となりました。
監督をはじめとした、俳優、撮影係、技術係、美術係の方総勢50名以上が真剣にドラマ作成をしている現場であり緊張感をもって医療監修にあたらせていただきました。
監督や俳優の方から心肺蘇生法、バックバルブマスクの使用方法、除細動器の使用方法等積極的に意見を求められ、一救急医としてプロ意識をもって指導させていただきました。
一つ難しいと思った点は、臨床的に正しい医療行為が、視聴者がいるようなフィクションの世界は必ずしも求められないといったところです。
視聴者にインパクトを残しつつ、公的なメディアという立ち位置で正しい医療を画面越しに一般市民に伝えるという両立が難しく、監督や撮影係とも話し合いながら落としどころを決めていった場面もありました。
今回、普段の生活では絶対に経験できないような貴重な機会で、初めてのことに驚きながらも非常に楽しく有意義に医療監修をさせていただきました。
皆様も一度はテレビで見たことあるような俳優、女優の方と至近距離でお話できたのもとてもうれしかった思い出の一つです。
医療監修という他ではなかなか経験できない業務にあたれるこの環境は、当教室の非常に大きい特徴のひとつとも思います。
緑山スタジオで2話の救急外来の場面と複数話登場する手術のシーンのリハーサルでした。一日参加させていただき、実際のキャストの方々のリハーサルは午後少しだけでしたが、それまでスタッフやメインキャストの代理の役者の方々と綿密に打ち合わせを行いました。
監督よりカメラの理想のアングルも伺いながら違和感なく医療現場として成立するように、機材の配置や人員配置、動きなどについて少しコメントさせていただいたり、メイン以外のキャストの方々に細々とした動きをお伝えしたりしました。
全体的な感想ですが、倉庫の中に手術室、救急外来、病棟が出来上がっていて、リアリティあふれる現場で衝撃を受けました。
また、私が初期研修を初めたての頃以上にキャストの方々の手技を覚えるスピードが早く、よっぽど医者に見えてきて少し落ち込むくらいでした。
本日のリハーサルを踏まえて明後日実際に撮影が行われるとのことで、本場は参加できませんが出来上がったドラマを楽しみにしたいと思います。
まだまだ駆け出しの自分がこのような経験をすることになるとは田舎で過ごしていた昨年までは想像しておらず、市大救急医学教室に入ったからこその貴重な時間でした。
この後も医療監修が欲しい日程がたくさんあって、、とお声掛けいただいており、また他の医局員の先生方にもお話がいくかと思います。今度は実際に撮影する現場も含めて私自身もまた参加できたらと感じた次第です。
1/12 8:00〜18:00頃、緑山スタジオで行われたドラマの撮影に参加させていただきました。
当日は、研修医がルート確保に成功する第5話のシーンの撮影が行われており、その一端をサポートさせていただきました。
すでにキャストやスタッフの皆様が何度も練習や撮影を重ねていらっしゃったこともあり、私が立ち会った時点ではキャストの方々の動きが非常にスムーズで、ほとんど違和感がない完成度の高さに驚かされました。
また、カメラに映らない細かな動きや配置についても、スタッフやキャストの皆様が一切妥協せず、リアリティを追求する姿勢に深く感銘を受けました。撮影本番での現場全体の緊張感と集中力は、日常診療では味わえない特別なもので、とても新鮮な体験でした。
実際に針を刺す瞬間のシーンでは、手元だけが映るシーンの撮影に私自身が参加させていただきました。わずか数秒のシーンではありますが、実際の撮影に直接関わるという初めての経験は、私にとって非常に嬉しく、忘れられないものとなりました。
今回の経験を通じて、医療の専門知識をこうした形で映像制作に活かせることの意義を改めて実感しました。日常診療では得られない視点や、映像制作の現場での工夫とこだわりを学ぶことができ、市大救急医学教室に所属しているからこそいただけたこの機会に深く感謝しております。
過去には「Get Ready(TBS)」「Vivant(TBS)」の医療監修として関わらせていただきましたが、今後もこのような医療ドラマ・映画に教室としても協力できるような体制づくりを継続していきます。
ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。