報告 2024.7.21
2024年第1回教室総会を開催しました。
年2回定例で行っている教室総会を2024年7月20日横浜中華街萬珍樓本店で行いました。
横浜市立大学救急医学教室の教室員が50名参加し、横浜・横須賀の救急診療の要として機能しているそれぞれの施設の基本方針、取り組みなどにつき情報交換を行いました。
当教室は、このHPでも掲載している通り、横浜市内・横須賀地域の救急診療の要となり、各地域で救急診療を「点・線・面」で支えるというコンセプトのもとに各施設での特性を十分引き出せるような運営方針をとっています。
ER型・ICU型・救命センター・外傷センター・2次救急などそれぞれの施設を専攻医の間にローテーションすることにより、救急医・集中治療医を育成するプログラムを有しております。
そのため多種多様な症例を経験し、その中から診療技術や手技を学び、それを実践していくことが可能になります。
手厚い屋根瓦式教育を研修医・専攻医・スタッフにできるような教育方針をとっております。
その中でお互いどのようなことをやっているのか切磋琢磨する意味で教室総会ではそれぞれの施設の発表を行っております。
さらに、それぞれの「グループ」を作り、その分野に特化したサブスペシャリティーに関する教育方針も組んでおり、今回は、ERグループ・ICUグループのコンセプトについてもグループリーダーから話されました。
第2部では、国内出向している教室員・海外留学している教室員からの報告や、起業した教室員、基礎研究で学位をとった教室員が、それがどのようなメリットがあるのかということを話し、若手の今後の方向性についての一助になるような発表を行いました。
コロナが到来してからの4年間、Zoomでしかできなかった教室総会も昨年からハイブリッド型から再開し、本年度は対面開催となりました。
対面でしか伝わらないことが多々あり、実際にFace to Faceで話すことでさまざまなことが見えてくるものであると再認識した総会でありました。
さまざまな可能性がある当教室に興味のある若手医師の皆様、お気軽に横浜市大救急医学教室までお問い合わせください。